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生活習慣病って年間いくらの損失が出てるか知っていますか?

サードプレイスジム代表の井上です!


①はじめに


 生活習慣病とは、食生活の乱れや運動不足、喫煙、過度な飲酒などの不健康な生活習慣が原因で発症する病気の総称です。

 糖尿病、高血圧、心血管疾患、脂質異常症などが代表的です。

 これらの病気は慢性化しやすく、長期的な治療が必要となるため、個人や社会に大きな経済的負担をもたらします。

 今回は、生活習慣病による年間1人あたりの経済的損失について詳しく見ていきます。


②日本における生活習慣病の損失

糖尿病

 糖尿病は、日本における主要な生活習慣病の一つです。糖尿病患者の年間医療費は、1人あたり約30万円から50万円程度とされています。

 さらに、糖尿病の合併症(例えば腎症、網膜症、神経障害など)がある場合、この医療費はさらに増加し、年間100万円を超えることもあります。



糖尿病


高血圧

 高血圧の管理にかかる年間医療費は、1人あたり約10万円から20万円程度です。

 高血圧は他の心血管疾患のリスクファクターであり、長期間にわたる管理が必要です。



③経済的損失の内訳

生活習慣病による経済的損失には、以下の要素が含まれます:

  • 直接医療費:病院の診察費、薬代、検査費など。

  • 間接費用:病気による仕事の欠勤、労働生産性の低下、早期退職、介護費用など。


④生活習慣病予防の重要性

 生活習慣病は予防可能な病気であり、健康的な生活習慣を取り入れることでそのリスクを大幅に減少させることができます。

 例えば、バランスの取れた食事、定期的な運動、禁煙、適度な飲酒、ストレス管理などが効果的です。

 健康的な生活習慣を維持することで、医療費の削減だけでなく、生活の質の向上や寿命の延長も期待できます。

 個人の努力だけでなく、職場での健康管理プログラムや公共の健康促進キャンペーンなどがその一例です。


まとめ

 生活習慣病による年間1人あたりの経済的損失は、日本では数十万円から百万円を超える場合があり、アメリカでは数千ドルから数万ドルに達することがあります。

 この損失は、個人の生活習慣の改善や社会全体での予防対策を強化することで大幅に減少させることが可能です。

 健康的な生活を送り、生活習慣病を予防することは、長期的には経済的なメリットだけでなく、より充実した生活を送るための鍵となります。


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